-

竹島【蒲郡市】

うみエリア 事業者の声

田原市

「田原市の花」をお届けする全国唯一の道の駅
~「花は心の栄養」。ほっとする気持ちを感じてほしい~

道の駅あかばねロコステーション事業者:株式会社田原観光情報サービスセンター あかばねロコステーション副駅長 岡田成人さん

遠州灘に面した絶景の道の駅

道の駅あかばねロコステーション(以下、道の駅)は、静岡県から伊良湖を結ぶ遠州灘沿岸を通る国道42号沿いに立地し、太平洋ロングビーチを眺望しながらバーベキューもできる最高のロケーションだ。地元の野菜、果物、花等の直売所、ハワイアンの雰囲気が感じられるレストラン、現役プロサーファーのサーフィンスクールを運営するサーフショップ、隣の赤羽根漁港で水揚げされた新鮮なしらすを販売する魚屋、メロン狩りやいちご狩りなどの観光農園を運営する八百屋で構成され、田原市赤羽根地区の特徴が詰まっている。
2009年のオープン以来、サーフィン関係者を中心とする年間約20万人の観光客に親しまれている。

全国1位の「田原市の花」

この道の駅は、サーフィンのほか、渥美半島遠州灘沿岸の特産である「花」をコンセプトにしている。鉢物部会120農家、輪菊部会800~900農家が一つの市の農協に集積するのは珍しい。道の駅では、田原市で生産された切り花や鉢植えの花を、農協の協力を得ながら直接地元農家から仕入れている。
田原市は、バラや菊の農業産出額は平成18年時点で全国1位と、全国有数の産地であり、同じ種類の切り花を一年中販売できるのが強みだ。道の駅では、切り花に加え、鉢植えの花も販売している。鉢植えの花は時期によって変わる。例えばカーネーションの鉢植えは、母の日の時期がメイン。この道の駅に、鉢植え農家として20年のキャリアをもつ花のエキスパートがいる。2021年1月に副駅長となった岡田さんだ。

花の生産者の想い

岡田さんは、旧渥美町小塩津出身で、鉢植えの施設園芸の農家に生まれた。家業を継ぐと、次第に花への情熱を持つようになっていった。
鉢植えは、切り花と異なり、農家自らが花の営業活動をする。卸売業のお客様に自分が生産した花を選んでもらうためだ。ファンがついてくれると名指しで注文してくれる。大坂の花屋と長年交流したこともある。お客様からの「今年の春は良かったから、来年の春もお願いします。」という言葉はモチベーションになった。

花の販売者となって気づいたこと

岡田さんは鉢植えの家業にやりがいを持っていたが、後継者がおらず、高齢の両親と家族経営を続けていくことに悩んでいた。一方、道の駅側では、花の販売のエキスパートがいないことが長年の課題であった。
岡田さんは道の駅で花を販売する道を選んだ。売り手側となることで、新鮮さと驚きを感じている。
春から夏は観葉植物が売れるなど、季節によってお客様の求める花が変わるのにも敏感になった。自分が知らない商品も一から勉強。生産者時代のノウハウを生かしながら、田原市の花の魅力を伝えている。

田原市の新商品「フルブルーマム」

今回のしおくり商品の「渥美半島の電照菊フルブルームマム」は、コロナ禍で花の需要が減り、少しでも需要を伸ばそうと、JA愛知みなみ輪菊部会の農家が商品化したものだ。岡田さんが初めて見たときは、真っ白なフルブルーマムがとてもきれいで心に刺さったそうだ。白は仏花のイメージがあるので、今回は色を付けたフルブルーマムをお送りする。
手間をかけて満開にしてから彩花したフルブルーマムは、通常の菊にはないボリューム感。カラフルに染めることで洋花のイメージにもなっている。今回の商品をご購入していただき、インスタグラムなどに掲載してもらえるとうれしい。

花は心の栄養

この道の駅で「田原の花」が買えることはあまり知られていない。また、田原市の花のみを扱う施設はほとんどない。岡田さんは「田原の花を知り、それをお客様に伝えるのはこの道の駅の大事な役目だ。」という。
その一つの試みが、今年の春から募集を始めた「花会員」だ。年会費千円で、店頭での購入が1年間何回でも1割引となる。岡田さんのアイディアであり、少しでも店に足を運んでもらいたいという想いで始めた。店頭で購入すれば、宅配もできる。
花には癒し効果がある。お気に入りの花や緑が目に入ると少しほっと感じることを、皆さんに感じてもらえるとうれしい。

編集後記

道の駅のスタッフの松本さんにインタビューした。
赤羽根地区の特徴は、サーフィン。サーフィンをするために移住して喫茶店を経営している人もいる。そして赤羽根地区のお薦めスポットは、「越戸の大山」。展望台からの眺望は海が開けとてもきれいで、初心者コースから難コースもあり、自分で選ぶことができるそうだ。
松本さんから皆様に一言。「今回のしおくり商品は、始まって1年くらいしか経っておらず、地元出身者でもあまり知られていません。輪菊は仏のイメージがありますが、それとは違う新しい形の菊を部屋に飾って、田原の品質のよい花をみて、赤羽根地区のことを思い出してくれるとうれしいです。」

「しおくりん東三河」は愛知県からの委託を受け、
公益社団法人東三河地域研究センターが運営しています。

しおくりん東三河

公益社団法人東三河地域研究センター

所在地:愛知県豊橋市駅前大通三丁目53番地 
太陽生命豊橋ビル2階

連絡先:0532-21-6647 (平日9:00〜17:00)