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竹島【蒲郡市】

うみエリア 事業者の声

田原市

夢中で食べる食材をお届けしたい
~とうもろこしで心躍る感動を~

道の駅田原めっくんはうす 「白いとうもろこし『雪の妖精』」「粒から弾ける食感果汁〜ドルチェドリーム~とうもろこし」事業者:小林農園 小林真人さん

冬キャベツの生産地で「とうもろこし」を栽培

渥美半島の先端にある田原市渥美地区西山集落は、潮の香りが漂う、辺り一面が畑のとてものどかな地域だ。
田原市は全国有数の冬キャベツの生産地だが、冬キャベツの裏作として夏に栽培されているのが「とうもろこし」だ。とうもろこしは、収穫が終わると、冬キャベツの緑肥になり、畑が痩せないのだ。
今回は、この地域で戦後から冬キャベツととうもろこしを生産している小林農園の3代目、小林さんに話を聞いた。

「甘さ」の雪の妖精、「うまさ」のドルチェドリーム

小林農園は4種類のとうもろこしを生産している。
まず、白いとうもろこしの「雪の妖精」と「ピュアホワイト」。「雪の妖精」は糖度が20度を超えるものもある、メロンを超える甘さが特徴。白いとうもろこしは、黄色のとうもろこしの花粉が混ざると白くならないので栽培が難しい。とうもろこしは通常5月末~7月中旬まで収穫できるが、白いとうもろこしは黄色のとうもろこしと時期を分けて生産するため、収穫できる時期が限られ、とても希少だ。
6月中旬~7月中旬には、黄色いの「ゴールドラッシュ」と白と黄色(バイカラー)の「ドルチェドリーム」の収穫時期。「ドルチェドリーム」は、茹でた湯気からフルーティな香りがして、まるでマツタケのようだ。

お客様の「うまい!」が原動力

小林さんは、この4種類のとうもろこしを2町歩ほどの畑で栽培しているが、収穫適期がとても短いので、人間が野菜に合わせた生活をしている。とうもろこしは水と温度で成長するため、よい天気が続くと、収穫時期を前倒しにしなければならず、先の予定を立てづらい。
また、とうもろこしは鮮度が命であり、収穫はいつも朝の4時に始める。朝収穫したほうがおいしい状態に保てることと、収穫した当日にお客様に新鮮なものを食べていただけることが理由だ。
そんな苦労もあるとうもろこしの栽培だが、買っていただいたお客様からの「箱を開けた瞬間からテンションが上がった」というコメントなど、お客様からの反応が小林さんのやりがいに繋がっているという。最近始めたネット販売では、「この時期になるとあのとうもろこしが食べられる」と思ってくれるファンがいることも分かり、とてもうれしかったそう。
また、小林さんは、米農家の友人をとうもろこし畑に連れて行った時、友人がとうもろこしを自分で採ってそのまま食べ、「これうまいね!」といって興奮していた笑顔が忘れられないという。

新鮮なとうもろこしで感動を!

小林さんは、ぜひ畑で収穫した新鮮なとうもろこしを食べていただき、本当の採りたての味を知ってもらいたいと話す。「とうもろこしは夢中で食べられる食材の一つだと思う。食べた時に心が躍るような感動をしてもらいたい。」
「ドルチェドリーム」はその名前の通り、非常に甘いフルーツコーンで、実の粒から溢れる果汁で風味が強く、口の中でプチっと弾ける張りの強い実が詰まっているのが特徴だそう。しおくりん東三河でさわやかな夏を感じてみてはいかがだろうか?

編集後記

道の駅の野菜ソムリエの吉川さんに、とうもろこしのお薦めの食べ方を聞いてみた。
吉川さん曰く、外の皮を2~3枚剥いて、ラップをかけず600Wの電子レンジで3~4分温めると、甘みが凝縮されておいしく出来上がるとのこと。
吉川さんから一言。「道の駅に並ぶとうもろこしは当日の朝に収穫したものなので、鮮度がバツグンです。とうもろこしは、5月末~7月中旬の時期しか食べられないので、ぜひ新鮮な道の駅のとうもろこしを食べて、おいしいと感じてもらえるとうれしいです。」

しおくりん東三河

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