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手筒花火(炎の祭典)【豊橋市】

まちエリア 事業者の声

豊橋市

東三河のこだわり農産物を料理の創意工夫で新しい価値に
~誇れる東三河の”食”を全国のみなさんに届けたい~

emCAMPUS FOOD「emバーガー」事業者:中部ガス不動産株式会社 emCAMPUS FOOD フロアマネージャー 髙木章雄さん

東三河の「美味しい」食の発信拠点

昨年の11月27日に豊橋駅前にグランドオープンしたemCAMPUS。まちなか広場やまちなか図書館などが一体として利用でき、食・健康・学を楽しみ、つながりを生み出す東三河の情報発信拠点だ。
その1階にある街のオープンリビング的な役割の「emCAMPUS FOOD」は、東三河を中心とした豊かな食の素材を「買って、食べて、楽しむ」食の発信拠点として関心が高まっている。野菜マルシェコーナーは、生産者が収穫した新鮮な野菜が陳列されており、隣のレストランはその野菜を使ったサラダボールや野菜たっぷりのカレーなど、野菜の魅力が詰まった商品ばかり。6階の屋上農園では、アスパラ、サツマイモ、やまいも、次郎柿などの東三河のこだわりの農作物が、生産者の指導のもと栽培されている。
「emCAMPUS FOOD」は、魅力ある東三河の農産物を創意工夫を重ねて発信し、これまで味わったことのない「美味しさ」に出会えるマーケットを目指している。そのマネージャーである髙木さんにインタビューを行った。

料理人として東三河の食をアピールしたい

静岡県袋井市出身の髙木さんは、料理人として浜松のホテルやシドニーの総領事館、東京の有名ホテルなど、さまざまな場所で料理の腕を磨いてきた。そして、これからの自身の料理人人生を考える中、emCAMPUSのことを知り興味を持ったという。
というのも、東京で扱っていた野菜は東三河産のものも多く、東三河は日本一の野菜の生産地であると知っていたからだ。東三河の皆さんに東三河の野菜の良さを知ってほしいという思いや、地産地消、SDGsの取り組みにも関わりたいという思いから、emCAMPUSへやってきた。

しおくり商品「emバーガー」

今回紹介するemバーガーは、「emCAMPUS FOOD」のオープン記念料理だ。なんといっても、設楽町のたけうち牧場の「段戸牛」を100%使用したパテがメイン。食べ応えのある食感を求め、機械を一切使わず全て手で練っているのが特徴で、こしょう、カレー粉、ケイジャンスパイスで味付けしている。
さらに、今回のしおくり商品ではベーコンバーガーも楽しめる。使用しているベーコンは、田原市のトヨタファームの「三州豚」の無添加ベーコン。通常のベーコンは色味を良くするために発色剤が入っていることが多いが、このベーコンはそれを使っていないため、安心して食べていただける。
そしてバーガーのパンは、豊橋の老舗の麹専門店で製造された麹を練りこんであり、しっとりもっちりとした仕上がりで、ほんのり甘みが感じられる。

東三河のこだわりが詰まったバーガーは、皆様の元で手に入るトマトや玉ねぎなどの野菜を挟めば完成だ。髙木さん曰く、野菜は分厚く切るのがポイント。そうすることで肉の脂っこさが緩和される。そして玉ねぎはシャキッとした食感を残すため火の入れ方にこだわっているという。
髙木さんから一言。「今回のしおくり商品ではレシピや作り方も一緒にお送りしますが、レシピ通りでなくても、お客様がそれぞれの「おいしさ」を追求していただいて、ぜひ作る楽しさも味わってほしいです。」

料理人としてできること

髙木さんは、料理人として野菜をどうアピールできるか常に考え、現状に満足することはない。その野菜にあった調理法で、地元の野菜のおいしさを引き出すことが料理人の役目とも感じている。
ちなみに、レストランで提供しているemバーガーの野菜はもちろん東三河産。まさしく「東三河をぎゅっと詰め込んだバーガー」である。トマトは、時期によって異なるが田原市で生産されている「サウンドパル」という品種が主だ。サンドイッチやバーガーに向いていて、希少な食材だそうだ。地元でもまだあまり知られていない食材を発見して商品化することで、東三河の食材をもっと広めていきたいと熱く語ってくれた。

東三河の食のよさを誇りに感じてもらいたい

「emバーガーを食べて、豊橋も頑張っていると感じてもらえるとうれしいですね。」
そう髙木さんは語る。
「これをきっかけに、例えば新幹線で豊橋を通過するのではなく途中下車していただいて、emCAMPUSに来ていただけたりするようになれば、この東三河が元気になると思う。」
地域のものだけでブランディングしていくことが、その地域しかできないこと。髙木さんはそれを東三河で追求したいのだという。
「この地域は本当にいいものがそろっている。そのことを多くの方に知ってもらいたいです。」

編集後記

インタビュー中に、高木さんのご厚意でemバーガーを試食させていただいた。
とても分厚いバーガーで豪快にかぶりついた。野菜は厚みがあって食感を楽しむことができ、肉のパテは粗めで食べごたえがある。また、パンチがきいたスパイスを後味に楽しむことができた。
「このおいしさは一度食べていただければ分かる」と髙木さんは自信をのぞかせる。
他にも、現在考案中のしおくり商品の準備を進めているとのことで、今後の展開をぜひ楽しみにしていただきたい。

「しおくりん東三河」は愛知県からの委託を受け、
公益社団法人東三河地域研究センターが運営しています。

しおくりん東三河

公益社団法人東三河地域研究センター

所在地:愛知県豊橋市駅前大通三丁目53番地 
太陽生命豊橋ビル2階

連絡先:0532-21-6647 (平日9:00〜17:00)